« 貸倒損失 | トップページ | Maiden Voyage »

2010年10月28日 (木)

損益分岐点の見直し

損益分岐点とは?赤字になるか黒字になるかの境界=つまり損失が出るか利益が出るかの分かれ目となる売上高を損益分岐点売上高という。

(1)損益分岐点売上高の算出方法
 損益分岐点売上高=固定費/(1-変動費率)
             =固定費/限界利益率   で表されている。
  例えば、固定費が1,000万円で変動比率が70%の場合、
  損益分岐点売上高は次のように算出される。
  損益分岐点売上高=1,000万円/(1-0.7)
                  =1,000万円/0.3
                  =3、333万円 
  3、333万円以上の売上を確保しないと黒字にならないということである。

(2)損益分岐点比率の算出方法
  損益分岐点比率=固定費/(売上高-変動費)
                =固定費/限界利益   で表されている。
  例えば、固定費が1,000万円で売上高が4,000万円、変動費が2,800万円の場合、
  損益分岐点売上高は次のように算出される。
  損益分岐点比率=1,000万円/(4,000万円-2,800万円)
                =1,000万円/1,200万円
                =83.3% 
  この比率が100%未満ならば黒字、100%を超えると赤字ということになる。

  • 参考 固定費:変動費以外の経費。
        変動費:売上高に応じて発生する費用。小売業であれば商品の売上原価、製造業であれば原材料費や外注費などが変動費となる。
         限界利益:売上高から変動費を引いたもの。
           小売業の場合は限界利益=粗利益
  •           限界利益率=粗利益率と置き換えると分かりやすい。

もうお解りのように損益分岐点売上高、損益分岐点比率を下げるには、固定費を下げるかor限界利益を上げるかすれば良いことになる。
改めて言うまでもなく、①固定費を見直し、②粗利益率(限界利益率)を高め、③売上を増やすことが重要となる。

« 貸倒損失 | トップページ | Maiden Voyage »

企業経営」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 損益分岐点の見直し:

« 貸倒損失 | トップページ | Maiden Voyage »

2019年6月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30            

このジローの大学ノートについて

  • ここでは
    新しい税法とか、忘れがちなこととか、何度も確認したいことを記載しています。ビギナーの方にも分かるように説明できることを心がけているつもりです。 自分のノート代わりですので、正確な情報ではない場合もあるかもしれません。説明不足のところがあったり、正確でないところがあったらご指摘くだされば幸いです。

ウェブページ

最近のトラックバック

無料ブログはココログ